白道を走る

~遠くに行きたい~

2023-04-01 足利、桐生 を走る (渡良瀬橋)

04-01(SAT)

春の陽気に誘われて、足利、桐生の辺りを走ってきた。

 

JR足利駅の横には古びた電車が置いてあった。次に来た時はモノクロで撮りたい。丸田祥三さんの棄景っぽく。

 

 

渡良瀬川沿いを走ると菜の花が見事だった。

 

足利と言えば、一茶庵に行かねばならない。寝坊して出発が遅れたので開店時間には間に合わず。写真だけ。次回は絶対に!

 

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若いころ北アルプス登山の帰りに栃木の方が車でJR松本駅まで送ってくださって、その時にお蕎麦を食べたのだけど、「蕎麦が好きだ」というと、この「一茶庵」を教えてくれた。ここのお弟子さんが日本全国に散らばっている。翁で有名な達磨の高橋邦弘さんもここで修業されている。高橋さんの著書にもそんなことが書かれていたような。

 

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蕎麦が食べられなかったので、「豆の樹」という喫茶店へ行ってみた。コーヒーとピラフを頂く。雰囲気のよい喫茶店だった。

 

 

「豆の樹」からすぐのところに公園がある。桜が咲いて美しい。

 

 

今回は、この「渡良瀬橋歌碑」を訪れるのが目的だった。特になんてことないけど、この歌が好きな人にはたまらない場所だ。若いころの森高千里さんは本当に美しかった。いまでも反則級に綺麗だけど。

 

ボタンを押すと歌が流れるので押してみるのもいいかもしれないけど、私は押せなかった。

 

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そんな渡良瀬橋遠景。ここで夕日を見たかったけれど先を急ぐ。

 

渡良瀬橋」の歌にも出てくる「八雲神社」。

あなたのことを祈っておきました。

 

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ここも桜がきれいでした。

 

八雲神社の裏は小高い丘、公園のようになっていて、町を見下ろすことができる。

 

ツツジが咲き始めていた。春は一度にまとめて訪れる。

足利での観光はここまでとした。夕方が近くなった。

 

 

群馬県の桐生へ向かう。

 

桐生でご飯を食べた後、銭湯に立ち寄る。

「上の湯」

私は銭湯がある土地が好きだ。

 

400円。やや熱め(銭湯にしては)の湯。黄色い桶。シャワーなし。サウナなし。ジェットなし。完璧だ。変に現代風になっていないところが好感持てる。これでいい。こうじゃないといけない。

 

脱衣所には、ぶら下がり健康機、10円で(たぶん)動くフジ医療のマッサージ器(同じ型のものを和歌山の旅館で体験したことがある)、体重計(非デジタル)、30円?で動くドライヤー。

 

このままずっと、ここに、残っていてほしい。

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帰りがけ、若い男女が洗面器を持ち銭湯に入って行った。きっと女性の方が先に出て、椅子に座っていたりするのかなぁ。石鹸がカタカタ鳴って・・・「神田川」の世界だなぁ~と、なんかいいものが見れたような気になってうれしかった。

 

宿は「ビジネスホテル西桐生」さんにお世話になった。

 

・走行距離:27.4Km