白道を走る

~遠くに行きたい~

2022-11-05 京都で。京都から金沢へ。


秋の気分に誘われて小さな旅をしてきた。

 

1.観光

1-1.知恩院

あさいちで知恩院に詣でる。南無阿弥陀仏

御朱印を頂く。

 

1-2.京セラ美術館:アンディ・ウォーホル・キョウト

 

感染症予防のため、事前に予約チケット購入の上で決められた時間に入館。なんと館内の作品すべてを写真撮影可能とのことで、バシバシ撮ってきた。

私は、赤いハートが11個+ハト?が飛んでいる幼少期の絵が好きだった。

i love you       so  

って書かれている。内向的だけどもどこか主張性のある良い絵だった。

 

● I Love You So  1950年代 紙にインク、鉛筆、ドクター・マーチンのアニリン染料

 

”ウォーホルは生涯を通じてイメージの反復を実験的に試みている。”の説明文はやけに納得させられるものがあり、その反復の妙が心地よいのだと思った。so の持つ物語性もよろし。

 

1-3.全てかまわん

 

若い人の写真展。セミさんの作品が見たくて、またセミさんに会いたくて来てみた。楽しい時間を過ごせた。

 

ポラロイド写真やどこか色褪せたようなものを撮影する”さんた”さんと息が合った。撮りたいものが似ている。ポラロイドのフィルムが現在でも売られていることに驚いた。また展示してあったポラロイドカメラはHARD OFFの青箱に入れられてジャンク扱いのモノを使っているとのこと。渋い。アルバムに整理されているポラロイド写真はどこか紫、マゼンタ寄りの発色となっていた。撮影後、すぐに次の写真を撮りたくて出てきた写真をポケットなどに入れておくと温度で現像時の発色が変わってしまうとのこと。なーんかそういうのっていいよね。レンズもすこし曇っていて、解像度が良い訳じゃない。でも、何となくその場の空気を感じるような、いい写真だった。

 

セミさんとの写真を撮ってもらおうかとしたところ、折角だから・・・と”さんた”さんがポラロイドで撮影して下さった。これは宝物だ!

 

今後のご活躍を祈ります。

 

それにしても、若い人の感性は良い刺激になる。それだけ自分が歳を取ったということだろう。

1-4.JR京都駅へ

八坂神社の近くだったとおもう。なんか、可愛いイラスト。

 

2.輪行

2-1.金沢へ

ブロンプトンは小さくなるので輪行が楽だ・・・と言いたいところだが、疲れてくるとずっしりと重く感じる。想定荷重110Kgを想定したフレームとのことなので、ずいぶん頑丈に作られている。

 

サンダーバードに乗り金沢へ。眠っていたので、外の景色はよく覚えていない。サンダーバードの自由席は2両しかないようだったが座ることができた。

 

鼓門。金沢は2回目。


2-2.食事

夕食時なのでラーメン屋さんへ。

 

●麺屋大河:〒920-0847 石川県金沢市堀川町6−3

 

イカ墨のラーメンとTKGを食す。ラーメンはちょっと塩辛いかな。TKGがなければ完食はできなかった。塩辛さは地域性がある程度あるものだと思うけど、金沢のラーメンは塩気が強いものなのか?今後の課題としたい。

 

2-3.銭湯

くわな湯:〒920-0831 石川県金沢市東山3丁目1−5

 

ご多聞にもれず、この銭湯のある地域もいい感じの雰囲気。自転車から手ぬぐいを出していると番頭のおばさんが「入るかい?」って声を掛けて案内してくれた。入口が難しい。

 

脱衣所には本があって、おそらくコロナが流行る前だったら、のんびりと風呂上りにマンガでも読んでいくのが常連さんなのかもしれない。いい湯だった。


2-4.ぶらぶら

くわな湯を出て、宿までぶらぶら。すぐの橋の上から撮影。金沢の街はきれいだった。

 

サドルにブルベで使っていた三角反射材をつけている。日用品はフロントバッグに詰め込んで、カメラやメモ用のノートなどは小さなリュックというスタイルで旅をした。フロントバッグはブロンプトンを買った時についてきたものだが、とても使い勝手がいい。

 

安宿に向かい走り、一日を終えた。

 

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電車移動も含む。